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雨の入園式

4月9日(日)「第37回 入園式」が行われ、久し振りに雨天での入園式となりました。

外は雨でも、ホールの中は子ども達の笑顔と、少しの泣き声と、キラキラした瞳があふれていました。

めぐみ幼稚園では「全職員で全園児をみる」という教育方針がありますが、今までは「みる」という漢字は

「観る」という字をあてはめていました。

しかし、近年私は看護の「看る」を当てはめてもしっくりいくのかなと感じています。「目に手を添えた」看の文字は、幼児教育に寄り添う言葉の一つではないかと思います。

「眼差し」を子ども達に向けて、手を差し伸べることは幼児期に必要なことであり、何より子ども達の心の安定をもたらしてくれます。

 「観る」と「看る」がどちらが正しいとかではなく、一人ひとり違う子どもたちを私たち教師が接するときに、その時に一番ふさわしい「みる」の文字を当てはめることが大切なことと考えます。

     園長 

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